残穢(ざんえ)映画版の怖さは?怖くない?私が観て感じた感想。

残穢(ざんえ)映画版の怖さは?怖くない?と友人から聞かれました。良く映画を観ている私ならどんなか?評価が聞きたいらしかったので

彼に観て感じたことを伝えましたが、コチラでも感想として紹介してみようと思いました。

残穢ー住んではいけない部屋ーの予告編はコチラ

(残穢(ざんえ)の予告編 2016年1月30日公開)

映画版の残穢(ざんえ)を観ようかな?と思っている方は続きをご覧ください。

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★★ 目 次 ★★

なぜ観ようと思ったのか?

原作を読んでないのですが、映画化されキャストで好きな役者さん(滝藤賢一さん、佐々木蔵之介)など数人でていたことと
監督の中村義洋(ナカムラヨシヒロ)さんが作った作品に好きな映画が多かったこと。

 

中村義洋監督で好きな映画は

ジェネラル・ルージュの凱旋(2008年公開、原作は海堂尊、主演は竹内結子、阿部寛)

ゴールデンスランバー(2010年1月30日公開、原作は伊坂幸太郎、主演は堺雅人)

予告犯(2015年6月6日公開、原作は筒井哲也、主演は生田斗真)などが個人的に好きです。

そして撮影中にホンモノの幽霊が映ったそうで、その動画を番宣かなにかで観たことを覚えていて
最近暑くなってきたしそろそろヒンヤリしたいと思いDVDをレンタルで借りて観ました。

原作は小野不由美さんが2012年に発表した同名小説

 

映画 残穢(ざんえ)を観た感想は?

とても怖かったです。

この一言で言い表してしまうと簡単に終わってしまいますが
いい意味で、観たことを後悔するホラー映画でした。

なんか怖いなぁからはじまる「謎」と、それを紐解くほどに深まっていく恐怖。
そしてどんどん「それ」がとても根の深いものだと知っていくのです。

びっくりするホラーではなく、これぞジャパニーズホラーといった感じでビジュアルの怖いオバケはほとんどでてきません。
怖い話を観たあと、トイレやお風呂が怖くなりますが、その場合扉をあけてそこにいなければ解決しますし、大抵そこにいませんよね。

でもこの映画は扉をあけてオバケがいなくても、恐怖は終わりません。
一度みてしまったらずっと怖さの続く映画です。

ホラー映画ですが、びっくり系ではなくミステリー的な要素もあるので、普段ホラー映画をみない方にもオススメしたいです。

この映画はこんな方におすすめ

視覚的な怖さや刺激のあるシーンはほぼありません。
とにかくジワジワ怖い、心底ヒヤリとします。まさにジャパニーズホラーの真骨頂とも言える作品で
なんか観たくないけれども、だけど続きが知りたくなるんです。(矛盾してますね。)

あとは、ネットなどで怖い話をよく読む方にもオススメで、怖い話のパターンなどを知っている人のほど怖く感じると思います。

 

この作品を観た後におすすめな映画

普通の映画はちょっと飽きてしまったという方が何か違う作品を観たいなら
個人的にオススメ映画はゴーンガールです。


(ゴーンガールの予告編 2014年12月12日 日本公開)

なにを書いてもネタバレになりそうなおもしろさのある映画です。
衝撃のラスト!などは良く予告や宣伝で使われますが、あらすじから予想する「たぶんこんな結果かな」が思うよりずっと早く来ます。
その先は予想のはるかうえでした。ちょっと作業をなんとなく読めても、そのテンションを超えてきます。
登場人物達のどんどんとかわっていくパワーバランスと世間の反応も見どころの一つです。

監督のデビットフィンチャーが作る作品は映像も素敵ですがそれ以上に扱っている作品が幅広く
いい意味で裏切られる作品ですよね。ファイトクラブも男同士の戦いかな?と思ったら意外な所に話が進んでいくし
セブンも最後のラストがあまりにもインパクト強すぎて、今でも怖い映画だなぁ~と思います。

ゴーンガールに話を戻すと、この映画を私は夫婦でみましたが、恋人同士や結婚前のカップルにも、ある意味でオススメです。
男女でかなり感想の違う映画でもあるかもしれません。

 

残穢(ざんえ)を観た感想のまとめ

いかがでしたでしょうか?残穢(ざんえ)は怖い?怖くない?どっちなんだろうと思う方に私が実際に観た感想をお伝えしました。

暑い時期に身体がひんやりする映像を観たい人やジャパニーズホラーが好きな方におすすめの1本です。

 

私が個人的にこれから見たい映画なんですがファンタスティックビーストー黒い魔法使いの誕生ーです。

ファンタスティックビーストー黒い魔法使いの誕生ーの予告編(2018年11月23日 日本公開)

一作目のファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年11月23日 日本公開)が面白かったことと、エディ・レッドメインがカッコイイので。

ハリーポッターのスピンオフらしく、世界観や迫力ある映像も良かったですし、キャラクターも魅力的。
主人公のカバンに住む動物たちがとてもかわいかったので今回もそこが楽しみです。
ジョニーデップやジュード・ロウがでるのも注目ですね。