お年玉、何歳からあげる側になる?のかな?、それとお年玉を渡す時期っていつなんだろう?

いよいよ今年も終わるなぁ~と慌ただしく仕事や家の掃除を行う年末に
ふと疑問に思うことで多いのがお年玉の事ですね。

子供の頃、お正月の楽しみといえば『お年玉がもらえる』ことでした。

子供にはちょっと高額なおもちゃなど、欲しい物があった時には、
『お年玉を貯めて買う!!』なんて、親に宣言していたっけ。
そんなお年玉も、気がつけばもらえなくなり、反対にあげる側に回っています。

 

子供の頃は、漠然と『大人になったら、お年玉をあげる』ものだと思っていましたが
自分が実家を離れ一人暮らしを始めてから

「その大人っていったい何歳?」

「成人といえば20歳だけど、学生をやっていたらどうなの?」

「収入を得られるようになったら大人、とするなら、学生でもアルバイト収入があったら?」

とお年玉をあげる側について悩んでいるなら
一般的なマナーとして、お年玉を渡すの立場になるのは何歳からなのか、
お年玉を渡す時期はいつが良いのか、ご紹介しますので

参考にされて下さいね。

★★ 目 次 ★★

お年玉は、何歳からあげる側に?

お年玉には、『何歳から』というはっきりとしたルールはありません。

  • 成人を迎えた20歳からあげた
  • 高校生になってアルバイトをしたので、弟にあげた
  • 兄弟や、親しい友人に子供が生まれてからあげた

など、人によって様々です。

一般的には、
働き始めて、自分でお金を自由に使えるようになってから
お年玉をあげても、苦しくない程度の収入が得られるようになってから
という方が最も多いようです。

 

お年玉は、いつまで渡すといい?時期や日にち?

お年玉はいつ頃までに渡せばよいのでしょうか。

一般的には、お正月の期間中に渡しますよね。

 

お正月の期間中って、一体、いつから、いつまで?

正月の松飾を飾っておく期間を『松の内』といいます。

関東地方では、1月1日から1月7日まで

関西地方では、1月1日から1月15日まで

が、『松の内』とされています。

 

この期間にお年玉を渡すのが一般的に多いようですね。
松の内を過ぎたら、お小遣いとして渡せばよいでしょう。

 

お年玉の始まりとあげる意味について

当たり前のようにあげたり、もらったりしているお年玉。
そもそも、どういう始まりで、どんな意味がこめられているの?

お年玉の由来は、『年魂』(としだま)であると言われています。

『年魂』とは、「年神様の魂」という意味です。

年神様は、正月になると、山から里へと下りてきて
それぞれの家に一年の幸せや実りをもたらす神様です。

 

お正月とは、この年神様をお迎えするための神事です。

 

お正月に欠かせない鏡餅は、年神様の依り代(神様が宿る対象物)としてお供えされ、
年神様の魂が宿ると考えられてきました。

 

鏡餅を食べることは、『年神様の魂をいただく』という意味を持ちます。
つまり、元々は鏡餅のことを『お年玉』としていたわけです。

 

家長が年神様にお供えした鏡餅を子供たちに分け与えていた習慣が
時代の変化とともに現在のお金を渡す風習に変わってきたのです。

ですから気をつけて下さいね。
親にお年玉を渡すというのは目下から目上に行うことではありません。

もし正月に実家に帰省して親にお年玉みたいなものを渡そうと考えている方は
渡す袋にはお年賀と書いて感謝の気持ちと「新しい年もよろしくお願いします。」と
一言伝えて下さいね。

 

お年玉に関するまとめ

お年玉は、就職して収入を得られるようになってから渡すのが一般的です。

 

渡す際は、『松の内』の期間中に渡せばよいでしょう。

(関東地方では、1月1日から1月7日まで)

(関西地方では、1月1日から1月15日まで)

 

できれば、子供の親がいるところで渡したほうがよいでしょう。
親も、子供がお年玉をもらったことを把握したいでしょうし、
帰宅後にもらったことが分ると、お礼など気を遣わせてしまうかもしれませんね。

 

自分がもらってうれしかったお年玉
今度は子供たちの期待にこたえて、喜ばせてあげたいものですね。

いかがでしたでしょうか?お年玉に関する気になることで多いのが

・お年玉って何歳からあげる側になる?
・お年玉を渡す時期はいつまで?

この2つですがそのことについてわかりやすく情報をまとめました。

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長文を読んでいただきありがとうございました。