お食い初めは、早くてもいいの?遅れても大丈夫なの?

ついこの間誕生したと思っていたわが子も、気がつけば生後3か月を迎えました。
義理のお母さんに「そろそろお食い初めだね」なんて言われたけれど、お食い初めって?
どんな風にやってあげたらいいのかわからない!
時期はいつごろやればいいの?早くてもいいのかな?遅くなっても大丈夫?
そんな疑問だらけの新米ママのために、お食い初めについて詳しくご紹介します。

 

★★ 目 次 ★★

お食い初めとは?いつからいつまでにやる?

お食い初めとは、生後100日を過ぎた頃の赤ちゃんが「一生食べ物に困らないように」と願い、食べ物を食べさせる真似をする儀式のことをいいます。
平安時代から始まった儀式といわれており、「箸祝い」「お箸初め」「百日祝い(ももかいわい)」とも呼ばれます。

また、この時期に歯が生え始める赤ちゃんも多いことから、お食い初めと一緒に「歯固めの儀式」も行います。「石のように固く丈夫な歯が生え、長生きできますように」という願いが込められています。

お食い初めの儀式のために準備するものは…

① 食器…漆器。現代では漆器にこだわらず、普通の食器で代用する人も多いようです。
② 祝い箸…柳の白木箸。普通の箸でも代用可能です。
③ 料理…魚、お吸い物、煮物、香の物、赤飯
④ 歯固めの石…お宮参りの神社や氏神様でもらうか、川や海などの水辺の小石を拾いよく洗って消毒してから使います。

 

お膳に料理を並べて、祝ってくれる親族の中で一番年長のおじいちゃん、おばあちゃんが赤ちゃんをひざの上に抱っこして、食べさせる真似をします。

しかし、現代では形式にこだわらず、両親が行ってもよいとされています。

食べさせる真似の順番としては、

ご飯→お吸い物→ご飯→魚→ご飯→お吸い物(これを3回繰り返します)

食べさせる真似の後は歯固めの儀式です。

歯固めの石にお箸をちょんちょんと触れてから、
「石のように固く丈夫な歯が生え、長生きできますように」
と願いを込めながら、そのお箸で赤ちゃんの歯茎をやさしく、ちょんちょんと触れます。

これでお食い初めの儀式は完了です。

お食い初めは、生後100日前後に行うのが目安ですが、地方によっては110日目や120日目に行う場合もあるようです。
これはあくまでも目安ですので、生後100日前後でお食い初めに参加する家族の都合の良い日を選んでお祝いすればよいでしょう。

お食い初めは、100日前でもいいの?

「お食い初めを10日くらい早くしようと思うんだけど…皆でお宮参りに行って、その後自宅に帰ってお食い初めをする予定なんだけど、大丈夫かな?」

まったく問題ありませんよ。
ご家族の皆さんが集まることのできる日を選んでやってあげれば大丈夫です。

 

お食い初めを遅れても大丈夫なの?

「お食い初めやってあげるつもりが、忙しかったり赤ちゃんの体調がすぐれなかったりでだいぶ遅くなっちゃったんだけど…」

こちらも問題ありません。
地方によっては、お食い初めをする時期を延ばせば「食い延ばし」といって長生き出来ると考えて、あえて少し遅めに行うところもあるようです。
赤ちゃんの体調なども考慮して日にちを決めてあげてくださいね。

お食い初めの時期についてまとめ

いかがでしたか。
お食い初めの時期は、目安としては生後100日から120日くらいに行うとされていますが、出席してくれる家族の都合や、赤ちゃんの体調に合わせて、柔軟に日にちを決めても問題ありません。
一番大切なのは、赤ちゃんの成長を願う気持ちですから、形式にはあまりこだわらなくても大丈夫です。
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