クッキーを子供と作った時に「卵って何で入れるの?」聞かれて返事に困ってないですか?
クリスマスやバレンタインのプレゼントに作った思い出や、はたまたお子さんと初めて一緒に作ったお菓子、なんて方も多いのではないでしょうか。
料理やお菓子作りが苦手な方でも、1度くらいは作ったことがあるという方が多いですよね。
材料も作り方もシンプルで失敗も少ない、非常に作りやすいお菓子で思い立ったら家にある材料ですぐに作れます。主な材料は薄力粉・砂糖・バター、そして卵です。
最近はマクロビスイーツなどの流行りもあって、卵は入っていないものも多いですよね。でも卵の入っていないクッキーって美味しいんでしょうか?
ココでは卵の役割、卵なしだとどうなるのか? 卵の代用に入れるとしたら何がいいのか?について
お伝えしていきますので、子供から「クッキーに何で?入れるの?」と質問されて答えに困った方は続きをご覧ください。
★★ 目 次 ★★
クッキーの材料で卵の役割は?
そもそもクッキーに卵って必要なんでしょうか。
実はクッキー生地の中で、卵は
1.材料が混ざりやすくする
2.生地をまとまりやすくする
3.焼き上がりをしっとりとさせる
という3つの大きな仕事をしています。
粉とバターだけでは混ぜにくいですが、卵の乳化作用という働きで混ざりやすくなるのはハンバーグと同じです。滑らかに混ざる様になります。そして卵の保水性でまとまりやすくして、熱を加えると固まる性質でしっとりとした食感を生んでいるのです。
他にも卵クッキー等、卵の風味を売りにしている商品もありますね。
クッキーを手作りする時に卵なしだと、どうなるの?
クッキーに卵を入れないとどうなるんでしょう?
先ほどの3つの働きの反対になることが予想されますよね。
材料が混ざりにくい
いくらバターを柔らかくしたところで、もったりとした重たい生地になります。混ぜるのにも、かなり力と根気が要ります。
生地がまとまりにくい
表面がつるんと滑らかな生地にまとめるにはかなりの労力が必要です。
しっとり感
これは好みの問題にもなりますが、クッキーを卵なしで焼くとザクザクした食感になります。
実は薄力粉・砂糖・バターだけを混ぜて生地を薄くして焼くとショートブレッドが出来上がるのと同じ。
クッキーの材料で卵の代用できるのは?
クッキーの材料で卵を使わずに代用できるものはないか?それを紹介していきますね。
卵の代用としてピッタリなのは牛乳です。
牛乳が入ることによって、生地の混ぜやすさ・まとまりやすさは格段とアップします。ですが卵を入れた時に比べると、食感はやはりしっとりというよりはサクサクになります。
しっとりしたクッキーを作りたいと思うなら、材料に潰したバナナや、ふかしたサツマイモをうらごしして混ぜてみてください。
それを焼くと、とってもしっとりしたクッキーが出来ますよ。
バナナ、サツマイモ以外にニンジンやカボチャでも良いですよ。ひと手間かかりますが、
野菜嫌いのお子さんにもパクパク食べてくれるし、栄養もプラスされ上に
人参やカボチャの甘さを活かして砂糖を減らせば小さなお子さんのおやつにも最適。
そしてダイエット中にどうしても甘いものが欲しくなってしまう時に市販のクッキーを食べるよりも
カロリーも少し控えめになるからおすすめ。
クッキーを作る時、卵の役割や代用に関するまとめ
クッキーに入れる卵の役割や代用できる食材について紹介しました。
もう一度簡単にまとめると
クッキーに卵を入れるのは材料が混ざりやすい、生地がまとまる、しっとりしたクッキーに仕上がる。この3つが卵の役割。
さらに卵の代わりに使う食材としてはバナナ、サツマイモ、人参、かぼちゃがおすすめです。
バナナを入れると風味が広がるし、人参やカボチャを入れると彩りもキレイですから手作りクッキーを
お子さんと一緒に作っての手作りクッキーを楽しんで下さいね。
卵って本当に色々な働きをして、栄養価も高い万能な食材なんですよね。
ただ、他の食材でも代用が出来ないわけでは無いんです。様々な食材をうまく組み合わせたり、少しの工夫と、時に手間をかけることで美味しいクッキーは作る事が出来ます。是非、色んなクッキーを試してみてください。
今回はクッキーに入れる卵に関することをお伝えしましたが、当サイトでは卵アレルギーや卵を控えたいと考えている方に
卵に関する疑問や悩みに対する答えやヒントとなる情報も掲載しています。
⇒マヨネーズの代わりになる食材って何がある?卵アレルギーでも大丈夫
一緒に読んでみると、卵アレルギーのお子さんの夕食作りのヒントになると思いますよ。
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